こんにちは、龍リゾート＆スパです。

当ホテルにお越しいただくお客様からいただくお声でも多いのが、
「お料理が美味しかった」ということ。
とても有難い反面、その良さを私たちスタッフが十分に伝えきれているか？というと、
まだまだだな、と感じる部分も多いのが正直なところです。

毎日仕入れに出かけ、手間ひまかけたお料理を作り上げる料理長と、
自ら良い素材を探すために仕入れに同行し、かなりの食通である当ホテル社長。
この二人が毎回頭を悩ませながら作った献立は、手前味噌ですが美味しいだけではなく、
目にも楽しい遊び心も加えられていて、出来上がった献立を見るのが、私は毎回楽しみだったりします。

さて、前置きが長くなりましたが、先日社内でこんな研修会を行いました。
お客様にご提供するものと同じものをスタッフ全員が食べ、
サービスやご案内を学ぶ、という研修です。

お客様のもとに料理をお持ちし、ただ料理名を言うだけでは十分ではありません。
この料理はどういうこだわりがあって、こんな経緯で出来て、こういう楽しみ方もできます、のような、
「ストーリー」を自然にスマートにお話しできるかどうかで、味わいまで変わってくるから不思議です。

モノよりコトの時代、と言われて久しくなりましたが、
いくら良い素材やいいお皿を使っても、相手に伝わらなければ意味がありません。
逆に、私たちのお料理説明で、龍リゾートのお料理のファンになっていただけたら、
これほどうれしいことはありません。

伝え方の難しさと、大切さを学んだひとときでした。

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